3色以上をコーディネートで使うには

シンプルで美しいコーディネートをつくるには、
原則として2色を組み合わせるのが良いと一般的に言われています。

それでも、普段とは違った色の装いを楽しみたいときはあるもの。

3色以上を使って、上品なコーディネートをつくるには、
穏やかで似たような鮮やかさの色どうしを
組み合わせる方法をおすすめします。

具体的には、こちらのチャートをご覧下さい。
色相×トーン一覧

同じ扇形の中に含まれる色は、色みが共通しています。
また、同じ階層の環に含まれる色は、明るさや鮮やかさがとても似ています。

この中の、同じ色み(同じ扇形のグループ)どうしを組み合わせるか、
環のなかの同じ階層にある、鮮やかすぎない色のグループを選んで
組み合わせると、うまく馴染む着合わせをつくることができます。

[同じ色みのグループを使う]
■同じ色の濃淡で色を組みあわせる[環の中で鮮やかすぎない階層を選び、同じ階層から組み合わせる]■同じのトーンの中から色を組み合わせる

例えば、こちらの組みあわせには、OLYMPUS DIGITAL CAMERA

  • パステルピンク
  • ライトターコイズ
  • ターコイズ
  • ティール
  • ライトグレイッシュグリーン

の色が使われていますが、ちぐはぐな印象はありません。

なぜかと言うと、

  • 一番大きな面積で、ターコイズの濃淡が使われている
  • ピンクやグリーンが同じ面積ではなく、アクセントで使われている
  • ピンク、グリーン、ターコイズが、色相環でみるとちょうど同じ距離の位置にある
    (トライアド配色といいます、下図参照)

色の組みあわせ

という要素が入っているからです。

プリント柄の服などを着て、あえて多色使いをしたい時には、

  • トーンをそろえる
  • ベースとなる色を決める
  • アクセントの色は、ベースの色と調和した色を選ぶ

という点を織り込むと良いでしょう。

手持ちの服を、是非、これまでにない着合わせで楽しんでみて下さい。

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