これからの季節、各種行事への参加などで
スーツを着る機会も多くなるかと思います。
20代の頃は、どんなスーツでも似合っていた人も、
よほど体型キープのできた方でなければ、
歳を経ていくと、なかなか納得のいくサイズのスーツとは
出会いにくくなってくるものです。
特に、ウエスト周りやヒップなどの、
体型の変化にきっちり対応してくれて、
自分のラインを美しく見せてくれるスーツは
高価になる傾向があります。
さて、スーツのサイズを決めるコツは
以前の記事でご紹介しました通り、
ジャケットの肩幅がぴったりであることです。
どんなに素敵な色みやデザインのスーツでも、
肩のラインに違和感を覚えるようなら、
「待った」のサインです。
肩のラインが決まっていると、
座っているときの上半身のルックスも
服に着られていない、きちっとした印象に見えるからです。
仮に、ヒップが大きく、太ももの周りにボリュームを感じる方でも、
スカートやトラウザーズのサイズを上げるより、
お尻が覆れるジャケットの長さを選べば
下半身のラインを損なうことがないので、大丈夫です。
また、自分の体格や骨格に合ったテキスタイルのスーツは、
身体のラインを美しく包んでくれます。
スーツは、なかなか気軽に買い換えがしづらい服です。
でも、ご自分に合った素材と大きさのスーツを一着持っておくと、
着るべき場面にさっと着て行けて、安心と自信を手に入れることができます。