日曜日は、私が事務局を務めている
技術系勉強会の面々と緑地公園に向かい、
「バーベキュー大会」を開催しました。
サラダの材料とフルーツ缶詰、マシュマロを用意し、
清泉 「七代目」 純米吟醸の一升瓶をたずさえて、
自宅を出発!
エンジニア&識者の方々に混ざり、
大いに食べ、そして久々に深酒をし、
くつろいだ一日になりました。
陽がふりそそぐの緑鮮やかな公園での語らいのひと時は、
いつもの宴会と違って、開放的な気分を味わうことができます。
お蔭さまで、普段の会ではなかなか気づかないことに
思いを馳せるきっかけを頂きました。
それは、
「失敗に学ぶ」
ということでした。
これまで、多くの日本メーカーが経営危機を迎え、
経営の主導権が海外へと奪われていきました。
それを、経営者の責任、あるいは、時代背景、
と端的に言ってしまえば、簡単に済むのかもしれません。
しかし、
一連の失敗には、何らかの法則性があるようだ。
だから、徹底的に原因を分析して、
同じ轍(わだち)を踏まないようにしなければ、
と思えてきたのです。
前職在籍中に、とある役員の方から教えて頂いたひと言が
印象に残っています。
それは、
「アメリカという国は、日本と違って、
昔から自国が起こした失敗の原因を”徹底的に”調べ上げ、
二度と同じ過ちを起こさないように対策を施しているそうだ」
という言葉です。
組織の失敗原因を徹底して調べるということは、
属人的に、特定の人に責任を負わせるのでなく、
また、限られた情報のみに触れるのでなく、
わかりやすい結論に飛びつかない、
ということでもあります。
今こそ、日本メーカーの失敗の本質を
”徹底的に”見極め、体系化し、
広く共有すべき時期です。
同じような悲しい涙が流されないように、
私もこれからは意識して、
「失敗の本質」への理解を深めていきます。