仕事でおつきあいのある人と、はじめてオフで会うとき。
初対面のビジネスパートナーと、とある視察をご一緒するとき。
特に、ふだん過ごしているエリアから離れた場所で誰かと再会するとき、待ち合わせ場所のことは思いのほか、その人の印象とあいまって、
あとあと記憶に残っていることが多いものです。
「待ち合わせ場所にこだわるなんて面倒だ」という方もいるとは思いますが、私はこんなディティールが、パーソナルブランドづくりにつながると考えています。
冷たい雨の中での待ち合わせだった・・・とか、
雑踏の中、どこに立っていたら気づいてもらえるのか・・・とか、
そんな不快な記憶を相手には与えたくないものです。
相手に良い印象を与えるのは、服装や言葉づかいだけではありません。
相手とのすべてのタッチポイントを、あなたが「装う」ことができるのです。
そして、心地よい待ち合わせ場所を示してくれる人は、感性豊かで仕事ができる人という印象をまとうことができます。
だから、心地よい待ち合わせ場所を、エリアごとに持っておくことをおすすめします。
心地よい待ち合わせ場所のポイントは、
- 清潔な場所であること
- 明るい場所であること
- にぎやかすぎない場所であること
- 外気の寒暖や風雨の影響を受けにくい場所であること
- 説明しやすい場所(迷いにくい場所)であること
- カフェの店内などを指定する場合、満員で入れない・・・という事態になりにくい場所であること
の条件にマッチしていることです。
普段から、通りがけに「この場所なら、待ち合わせに使えるな・・・」という目線で街を眺めておくと、いざという時の待ち合わせに、困ることがありません。
相手の心地良さを思いやり、大切な人との心の距離を縮めましょう。