足元を美しく整えてくれる靴は、
かばんやブレスレットといった
他のアクセサリーとは異なり、
控えめながら、印象に品を添えてくれる
独特の働きがあります。
履き心地が良く、
ワードローブとぴったり合って、
かつ足元を美しく整える靴は
おしゃれの大切なアイテム。
ひとつの服に対して、
いくつかの靴の組みあわせを持っておくと、
おしゃれをカジュアルダウンしたり、
お出かけ着にドレスアップしたり、と
自在な着こなしができるので、
手持ちの服を何倍も楽しむことができます。
また、足元に流行を取り入れることで、
全体の印象を垢抜けさせてくれる効果もあります。
しかし、そんな事情から、
靴は次第に数が増えていきがち・・・。
シューラックやクローゼットの奥に
シューバッグに入れて眠らせてしまい、
そのことを忘れて、ついつい似たような
新しい靴を買ってしまった、
という方もいるのではないでしょうか。
そこで、眠っている靴を
「今、使える」ようにする、
理想の収納方法を手に入れたいもの。
少し手間はかかりますが、
手持ちの靴を”見える化”しておくと、
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いろいろと良いことがあります。
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【靴の”見える化”収納方法】
天気のいい日に靴の写真をカメラでまとめ撮りして、
名刺サイズにカラー印刷し、靴箱に貼っておきます。
私の場合は、撮った画像を名刺印刷用のA4シートに
印刷して、ミシン目に沿って切り取り、
KOKUYOのドットライナーで靴箱に貼り付けています。
作業をもっと簡単にしたい方は、
ちょっと投資して「チェキ」を使うと良いでしょう。
→「チェキを使った靴の整理術」
【靴の”見える化”収納の5つのメリット】
①靴探しの手間とストレスがなくなります。
「そういえばあの靴、どの箱にはいっていたかしら」と
探す手間がなくなり、イライラから解放されます。
②洋服と合った靴選びがスムーズにできます。
「ああ、この靴よりもあっちの靴のほうが
今日の服には合いそうだ」
「やっぱり、靴に合わせて服を替えよう」などと、
お出かけ前に右往左往しなくて済みます。
センスアップと時間短縮の両方が叶うのです。
③正確な色とかたちで、コーディネートできます。
色の記憶は、当てになりません。
“見える化”収納によって、
実際の靴の色とかたちがひと目で分かるようになり、
服に合わせた精度の高い繊細な身づくろいを
すばやく組み立てられます。
④いつもとは違った着こなしを思いつくことも。
写真を一覧で見られるので、
いつもとは違った服との組みあわせに出逢えます。
着回しのバリエーションが増え、
おしゃれが楽しくなります。
⑤ムダづかいを減らせます。
今の自分の装いに必要な靴がイメージできるようになるので、
「何かが足らない」という気持ちがなくなり、
不要な靴の買い物が減る効果があります。
いかがでしょうか。
春と秋の、衣替え前後の時期は
靴の整理にぴったりな時期でもあります。
休日の靴のお手入れとあわせて、
是非、トライしてみてください。