自分の「グレイ」を持つ贅沢

穏やかな秋の陽光も少しずつ寒さを帯び、
季節がゆっくりと冬に向かっていることを感じます。

朝夕の気温差が大きくなるこの頃、
活躍するアイテムといえば、ニットカーディガン。
最近は、ネイビーや白、ワインカラーの服との
コーディネートを、街でよく見かけます。

グレイの服は、知的でシックな印象を添える一方、
黒やネイビー、ベージュ、ブラウンのような
他のベーシックカラーと比べると地味な色で、
顔色の血色を損ねる装いにもなりがちです。

着回しに使うグレイのカーディガンを持つなら、
自分の印象に映える色みや明るさ、質感のある一着を
とことんこだわって選んでみると良いでしょう。

【自分にぴったりのグレイの服を選ぶポイント】

■色み
→ 顔の肌色を最も美しく引き立てている色か?
関連記事 : ベーシックカラーの選び方(グレイ編)

■明るさ
→ 顔の印象が最も引き立つ明るさかどうか?
■質感
→ 自分の体格や顔の個性を活かす素材か?
■デコルテのデザイン
→ 顔のかたちや首の長さ、太さに馴染んだデザインか?
■全体のデザイン
→ 背の高さや骨格に馴染んだデザインか?

このような何気ない一着にこそ、
自分のスタイルが出てくるもの。
また、お気に入りのグレイを持つことで、
ワードローブを選ぶ楽しみが倍増します。

少しだけ肌寒い今日は、
ミディアムグレイのロングニットを
オーバーコート風に羽織ります。
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テーマは、「無機」×「有機」。
アスファルトのような無表情な色のモヘアのニットを、
生命の息吹きを感じる黄緑色の陰影と組み合わて、
顔まわりに、落ち着きのある明るさをつくります。
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クールにもナチュラルにも印象を変えてくれるグレイカラーは、
晩秋へと向かうこの季節に、元気をもたらしてくれるでしょう。

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