梅雨をいよいよ間近に控え、
あじさいの花が見ごろを迎えました。
この時期ならではの、
ひんやりとしたピンクから青色の
淡いグラデーションは、
初夏の蒸し暑い空気を
いくらか和らげてくれるように思います。
こんな時期の夕刻からのお出かけにぴったりなのは、
ひんやりとした青みの紫色や、紺色のアウター。
太陽が沈んだあとの紺碧の空に
色濃く鮮やかに馴染むのです。
バーガンディのワンピースの上から羽織っているのは、
JEAN MUIRによる、ウールクレープのクラシカルなジャケット。
こちらは、もとのフロントボタン。時代感があったので、今風のボタンにつけ替えて、
今っぽくよみがえらせました。
ビンテージ服の愉しみは、
街ではなかなか見かけない
色やカタチと出会えること、
そして、どう着こなすかを考える、
クリエイティブな時間をくれることです。
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