スーツやカジュアルな装いが続いて、ふと、
自分の印象を変えたくなるときは、ありませんか。
いつも同じ印象を他の人に与えることは、
セルフプロデュースの面から必要なことですが、
自分を演じるばかりではなく、
ときには普段の自分のあり方に縛られずに、
フラットな気持ちになりたいことがあります。
そんなとき、自分の雰囲気を変える服を持っていると、
普段の自分から離れて、リフレッシュすることができます。
このささやかなゆとりが、
着こなしを楽しむ上で大切だと思っています。
例えば、仕事着がジャケット主体なら、
休日はイメージを一新して、
柔らかなドレープの服をまとい、
いつもとは違った自分の印象を楽しみます。
普段と違ったテイストの服を着こなすポイントは、
自分に似合った素材感やカッティングの服を選ぶこと。
骨格が華奢な人には、柔らかな薄手の素材が、
しっかりとした骨格のある人には、
ハリ感のあるコットンやリネンが、
それぞれおすすめです。
また、髪や肌にツヤ感のある人は、
同じくツヤや輝きを感じさせる素材、
ふんわりとした髪質の人や、そばかすのある人には、
モヘアやツイードなどの凹凸ある質感の素材が似合います。
休日には、時折、装いのテイストを変えて、
普段とは違う自分の魅力を発掘してみましょう。