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心にも最高の服を

今日は節分です。
これまでは関西以西が中心だった「恵方巻き」の習慣が、
関東方面にも広がりつつあるようです。

今日は、赤と青の繊細なストライプが入った綿のブラウスと、
パンチングレザーのスカート、
ラグラン袖の千鳥格子柄ライダースジャケットを
着ています。
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ブラウスは、Loro Pianaのもの。

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少しだけ化繊が入っており、ストレッチが利いて、
体の動きにそっと寄り添ってくれる優れものです。

さて、先日、コラム「男性が40代に着るスーツ、50代に着るスーツ」で
とり上げさせて頂いた、ショッピングに同行させて頂いた50代男性から、
スーツのサイズ直しをすまされたとのことで、
セットアップをお借りしました。

こちらの方の今回のコーディネートの条件をまとめると、
次のようになります。

■パーソナルカラー分析 :
ブルーアンダートーン・高彩度または無彩色・清色・中~低明度
・濁った色よりも、鮮やかな色のほうがリフトアップして(目もとがくっきりと)見える
・明るい色よりも、やや暗い色のほうが、輪郭が引き締まって精悍に見える
・温かみのある色を顔の近くに持ってくると、肌の色が不健康に見える
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■見せたいイメージ : 「結果を出す人」
具体的には・・・
・感情を脇に置いて、取引先や組織内での調整が臨機応変にできる人
・掲げたプランを緻密に実行・修正していく、根気とバイタリティがある人
・肝が座っていて、最後までやり遂げる自信にあふれている人

そこで、第一印象で、ご本人の良さを後押しできる
コーディネートがこちらです。

■「情熱・自信・根気」を感じさせるセットアップ■

濃紺スーツ×濃赤ネクタイ
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チャコールグレイスーツ×濃赤ネクタイ
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■「相談しやすい・コミュニケーション上手・柔軟さ」を感じさせるセットアップ■

濃紺スーツ×ターコイズネクタイ
OLYMPUS DIGITAL CAMERAチャコールグレイスーツ×ターコイズネクタイ
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第一印象を良くするために、
ご自身に似合う色を選ぶことは大切なことです。
しかし、パーソナルカラーはあくまで、
第一印象を決めるひとつの要素。

もっと大切なことは、
まとった服や身づくろいが、
ビジネスで求められているものに合っているかどうか、
そして、ワードローブだけでなく、
立ち振る舞いを含めたその人の第一印象がどのようなものか、
ということです。

自分の心にも最高の服をまとって、
ここ一番の勝負に臨んで欲しいものです。

男性が40代に着るスーツ、50代に着るスーツ

新年を迎えて、1カ月が過ぎようとしています。

毎年のことながら、新年から3月までは
駆け足で月日が過ぎていくように思います。

せめて、日々を慈しんで、味わって過ごしたいものです。

昨日は、クライアントの方と外出。
コーディネートは、こちらです。
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チェック柄のウールジャケットの下は、黒いカシミアニットと、
甘さのないプリーツスカート。
私自身、仕事に専念でき、
相手にも余念を感じさせない組み合わせです。

外出先では、クライアントの方の、
ショッピングに同行してまいりました。

クライアントの方は、
再就職のためのスーツスタイルを探していらっしゃるので、
結果に結びつくスタイルを提案します。
あらたなポジションや期待されている人物像、
職場での仕事の内容やワークスタイル、
そして、自分をどう見せたいのか・・・

ひととおりのヒアリングをもとに、
ゴールに必要なイメージとその方に合った配色の微調整を
提案させて頂き、数店を視察のうえ、
スーツやネクタイなどをお買い上げ頂きました。

ご一緒させて頂いて、気づいたことがあります。

それは、男性のスーツは女性の服よりも長く着ることもあって、
お買い上げの頻度が数年に一度、という場合も多いことです。

このことが、どんな傾向を生み出すかというと、
前回買ったお気に入りと似たイメージのスーツを、
数年後、場合によっては10年後にも買ってしまうことです。

こちらに、青山商事さんの最高峰ライン、
「HILTON」と「Savile Row」です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA価格帯としては、ほぼ同等のようです。

以前、クライアントの方は「HILTON」のスーツを
よく気に入って、購買されていたそうです。

「HILTON」と「Savile Row」のスーツ、
一見すると、まとった時の印象にあまり変化がないように思います。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAしかし、実際に試着して頂くと、明らかにテイストが違うのです。

つまり、その方の目指すイメージは、
「HILTON」ではなく、「Savile Row」になっていたのです。

以前にスーツをお求めになった時期を訪ねてみると、
かれこれ6、7年前だとか。
40代からの10年というのは本当に速く過ぎていくものと思いますが、
表情や体躯の変化は、意外に大きいものです。
だから、以前には似合っていたスーツでも、
年を重ねると、顔の印象とスーツが途切れたような印象になってしまうのです。

女性が、20代で着ていた服を50代で着るのと似た現象が、
男性の場合、知らず知らずの間に起こってくるのが、
少しやっかいなところです。

男性のスーツは投資額も大きく、
スーツをまとったその方の醸し出すイメージがビジネスに直接つながるもの。
是非、ディティールをじっくりと吟味してから手に入れたいところです。
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