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ベーシックカラーの選び方(グレイ編)

ベージュの代わりに、グレイのスーツを持ちたい方、
あるいは、すでに持っていらっしゃるという方も
あるかと思います。
グレイは、自分の雰囲気を周囲に調和させる、
品位と気配りの色。
しかし、女性がグレイを着るとき、
元気のない印象に見えて損をしてしまうことも多いのです。
ですから、どうしてもグレイを選ぶなら、
ミディアムグレイを選びましょう。
今回は、あなたのパーソナルカラーに一番似合う
グレイの色みについて書きます。

[スプリングタイプ]
画像
スプリングタイプが
無彩色のグレイをまとうと、
健康的な顔色を損なってしまいます。
もし、グレイのスーツを着る場合は、やや明るく、できれば少し黄みを感じるウォームグレイのものを選ぶと良いでしょう。

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[サマータイプ]
画像4つのシーズンのタイプの中で、
もっともグレイが似合いやすい
サマータイプ。
前日のブログで取り上げた、
グレイがかったベージュか、
あまり暗すぎたり、
明るすぎたりしないグレイを選ぶのが
優美に見えるポイントです。

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[オータムタイプ]
画像オータムタイプが
グレイのスーツを着る場合には、
ベージュやカーキを含んだ色を選びましょう。
ひんやりとしたグレイは、
スプリングタイプと同様、
健康的な顔色を損なってしまいます。

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[ウィンタータイプ]
画像無彩色全般が似合うウィンタータイプ。
でも、ライトグレイ一色だけでは、
ぼやけた印象になってしまうことが
多いものです。
また、ダークグレイよりは、
黒が似合うのもこのタイプ。
白やペールカラーの明るいブラウスを使って、顔周りにインパクトをつくると良いでしょう。

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ここでもう一度、グレイの色みを見比べてみましょう。
gray(all)

グレイを着たときの顔色は、
チークで調整すると良いでしょう。

頬骨に沿って、ピンクまたはピンクオレンジのチークを
肌の色の1.3倍の濃さを目安に重ねて、
さらに、こめかみの上にもポン、と一点、チークを乗せると、
血色の良い印象をつくります。

定番スーツをオフィスで着回す(ネイビー編)

ビジネスの場で最も活用できるスーツの色は、
ネイビー(紺色)だと思います。

それは、ネイビーのスーツに次のメリットがあるからです。

好感を得られます。
男性も、ビジネス服に多用しているネイビーのスーツは、
チームの一員として、職場にあなたを溶け込ませ、
親しみやすい印象へと導きます。

信頼感をつくります。
社内調整でもセールスでもプレゼテーションでも、
信頼がベースになければ、どんな秘策も徒労になります。
ファッショナブルな色のスーツとは対極的に、
ネイビーのスーツはまじめな印象をつくりだすので、
周囲との信頼感を築く、強力なツールとなるでしょう。

威厳ある存在に見せてくれます。
濃い色のスーツや高価そうに見えるスーツほど、
着る人を権威のある人物に仕立ててくれます。
チャコールグーや黒のスーツと並んで、
ネイビーのスーツは、着る人を尊重すべき人に見せてくれます。

さて、ネイビーのスーツを最大限に活かすセットアップをご紹介します。

■白いブラウスと
白×紺清潔感あるイメージと、明るい顔周りの印象をつくります。

■サックスブルーのブラウスと
サックス×紺白のブラウスと同様、知的で教養があり、
信頼ある人に見せてくれる組みあわせです。

■ベージュのブラウスと
ベージュ×紺堂々とした印象で、
由緒正しく信頼が置ける人物に見える組み合わせです。

■チェリーピンクのトップスと
チェリーピンク×紺グレーのスーツと同様、ピンクのインナーとは好相性です。

■ポピーレッドのブラウスと
ポピーレッド×紺こんな鮮やかな赤色でも、ネイビーのスーツと組み合わせると
ビジネス向きに変身します。
これが、組み合わせる色を選ぶ黒のスーツとは異なる特徴です。

もし、ひとつだけスーツを買うとするなら、
デザインがオーソドックスで、あなたの肌の色を活かす
ネイビーのスーツを手に入れることをおすすめします。

定番スーツをオフィスで着回す(ミディアムグレー編)

ビジネスに使われるスーツの定番色といえば、
紺、黒、グレーそしてベージュでしょう。

今日は、ミディアムグレーのスーツについて、
インナーで着回す方法について書きます。

サンプルののスーツは、
モノトーンで色味を感じさせないグレーのスーツです。

このような定番カラーでオーソドックスなデザインのスーツは、
明るい色のスーツのように着る回数を制約しないので、
インナーを変えることで、経済的に着回すことができ、
とても重宝します。

■白いブラウスと
画像
最もオーソドックスな組み合わせです。
地味で清潔なイメージが、信頼感を生み出します。
時には、趣味のいい着こなしよりも、
おしゃれのセンスがないように印象づけた方が
「信頼できる人」に見えるものです。

■サックスブルーのブラウスと
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白ブラウスと並んで、グレーとは定番的な組み合わせです。
男性の上司と外出したり、社外での会議に臨んだりする時は、
白ブラウスやこの組み合わせなら、ほぼ安心できることでしょう。

■赤ストライプのブラウスと
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いつも白とブルーだけではつまらない、という方に、
少しだけ赤みを足した、まじめなストライプのブラウスとの組み合わせを
おすすめします。
ブラウスの赤色は、細いストライプで、
ほんのり入った程度がコンサバティブです。

■チェリーピンクのトップスと
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少しずつ、インフォーマルになってきました。
ピンクとグレーは相性の良い組み合わせです。
中でも、ある程度の色味があって
(ピンク色は、淡すぎても濃すぎても
ミディアムグレーと組み合わせるのが難しいものです)
きりっとしているチェリーピンクがビジネスに使えるでしょう。
ピンクまたはオレンジピンクのリップやグロスを唇に乗せると、
より洗練された雰囲気になります。

■ポピーレッドのブラウス×グレースーツ
画像
たまにはがらりと雰囲気を変えてグレーのスーツを着たい方に。
地味なグレーの中からポピーレッドの色味がデコルテに少しだけ覗いて、
顔への視線を集める配色です。
ブラウスと同じ程度の色味のリップでそろえると、
印象がさらに引き立ちます。

ミディアムグレーのスーツは、
ライトグレーやペールカラーのインナーと組み合わせれば、
弱々しい印象に結びつきがち。
お詫びの時のコーディネートとしては成果を発揮しますが、
平凡で消極的な人物に見られるなど、デメリットもあります。
普段の着こなしでは顔周りを明るくする色か、
鮮やかさをほんのり足すバランスが、
グレーのスーツにあなたならではの表情を足してくれることでしょう。