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ベーシックカラーの選び方(ネイビー編)

ネイビーのスーツは、
ビジネスで何かと重宝するので、
ぜひ持っておきたい基本の一着です。
あなたの顔や目の色にぴったりと合うネイビーのスーツを
一着持っておくと、朝の身支度が簡単で、着回しが利き、
ワードローブにかける予算にもムダがなくなります。

そこで今日は、ネイビーのスーツと白いシャツについて、
パーソナルカラー別に、ビジネスシーンでの、
ブラウスとのベストな組みあわせについて書きます。

[スプリングタイプ]
suit+shirt(spring-1)温かみのある、
カラフルな色が得意な
スプリングタイプを引き立てるネイビーは、
花紺といわれる、
比較的に明るい色みのネイビーです。
インナーのシャツは、
かすかに黄みがかった白、
またはアイボリーのものをおすすめします。
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[サマータイプ]
suit+shirt(SUMMER-1)朝霧に包まれたような、
涼しげな色を着こなせる
サマータイプに ぴったりのネイビーは、
グレーをほんのり含んだ色の、
幅広いネイビーカラーを着こなせます。
インナーのシャツは、
かすかにグレーがかったオフホワイトのものを
おすすめします。

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[オータムタイプ]
suit+shirt(autumn-1)秋の収穫期のような、
黄みを含むこっくりとした色が得意な
オータムタイプにぴったりのネイビーは、
少しグリーンがかったネイビーです。
インナーのシャツは、
牡蠣の殻の内側のような、
黄みを含んだ白のものを
おすすめします。

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[ウィンタータイプ]
suit+shirt(WINTER-1)真冬の澄んだ空気のような、
透明感のあるひんやりとした色が得意な
ウィンタータイプに似合うネイビーには、
黒に近い濃紺や
紫を含んだ紺などがあります。
インナーのシャツは、
色味を全く含まない
スノーホワイトのものをおすすめします。

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ここでもう一度、ネイビーの色みを見比べてみましょう。

navy(all)

紺色は濃い色だけに、微妙な色の違いを、
ショッピング中になかなか見極めにくいものがあります。

できるだけ、自然光や蛍光灯に近い色の照明の下で、
背景が黒に近い場所で選ぶと、間違えることがありません。

最後に、素材とデザインについて一言。

着回しの利くネイビーのスーツは、
あなたのいつものイメージにも大きく影響します。

そこで、上質感を連想させる、
ウールまたはウール風の素材のものを
持っておくといいでしょう。

綿や麻は、夏場は快適でも、背中にシワが寄りがちです。
男性でも女性でも、ジャケットの背中やボトムスの後ろにシワがあると、
相手を油断させる着こなしとしてはおすすめできますが、
仕事ができそうに見えることはまず、ありません。

一方、シルクのスーツは、
ビジネスにはぜいたくすぎる印象を与えるので、不向きです。

また、リボンや目立つパイピングなどのデコレーションが
ほとんどない、シンプルな形のものを一着目として持つほうが、
いいでしょう。

ビジネスシーンで着る「黒ジャケット」のコツ

みなさん、こんにちは。
今日の大阪は、暖かな日差しに恵まれました。

さて、今回は、黒いジャケットをビジネスシーンで活用する方法を書きます。

あなたは、黒いジャケットを、
どのように着こなしているでしょうか。

黒という色は、全ての色を含むことから、
喜怒哀楽の気持ちを内に秘めた
「沈黙の色」といわれています。

ビジネスで黒いジャケットを使うのは、
次のような時ではないでしょうか。

・相手に、強い威圧感を示したい時
・ここ一番で集中して頑張りたい時
・黒子に徹したい時
・フェミニンな服を着ていて、その場にそぐわないと思った時
・何ものにも、わずらわされたくない時

そんなもろもろの事情で
黒いジャケットを羽織る時、
ジャケットの下に何を着るのか?が、
非常にセンスの問われるところです。

たとえば、このようなOLYMPUS DIGITAL CAMERA
ドレッシーな服をジャケットでカバーしたとしても、
観劇には向いていますが、
ビジネスの昼の装いとしては、
やはり適したものとは言えません。

そこで、ビジネスシーンで
黒ジャケットを羽織る方法として、
次のようなコーディネートをおすすめします。

■黒×ペールブルー×ミディアムグレー

モノトーンに近いペールブルーのシャツと、
グレーのスカートでジャケットの下をまとめて、
落ち着いた統一感と知性を感じさせる装いをつくります。
☆グレー×黒の比較[ポイント]
ブラウスには、白やライトグレー、オフホワイト、
ペールブルーなどの明るい色のものを選んで、
昼の装いにふさわしい、明るい顔周りの印象をつくります。
スカートは、あまり明るすぎないものを選んで、
ジャケットとのつながり感を出しましょう。

■黒×バーガンディ

赤の中でもかすかに紫を帯びた、
バーガンディ色のスカートスタイルを
黒のジャケットと合わせることによって、
落ち着いた華やかさ、そして、
しなやかなバイタリティを感じさせる
装いになります。
☆バーガンディ×黒の比較[ポイント]
ブラウスには、ライトベージュ色のものも合わせることができます。
また、スカートの色はワイン色、レンガ色、えび茶色なども
黒のジャケットと相性◎です。

■黒×グレーがかったベージュ

スタイリッシュなのに、まじめな印象のこの組み合わせは、
上品さと威厳を兼ね備えているように印象づけてくれます。
☆グレージュ×黒の比較[ポイント]
ワンピースの場合、ライトグレーやミディアムグレー、
ペールブルーなども、黒いジャケットと品良く合わせることができます。
強すぎないコントラスト感を持たせるのがコツです。

■黒×えび茶

暗い黄みの赤であるえび茶も、
ビジネスシーンでの黒との相性は○です。
えび茶の、次のような色みの服を持っているなら、
黒ジャケット合わせてみると、
普段とはひと味違った着こなしが
楽しめます。
COLOUR-TONER(えび茶の濃淡)

たとえば、このようなシルクのサンドレスも、
黒ジャケットを使うと印象が様変わりするのです。
☆オレンジベージュ×黒の比較

最後に、黒いジャケットの最高のスパイスは、
「女性らしいしなやかな仕草と声」です。
普段より少しだけ、穏やかなたたずまいと指先の使い方、
そして微笑みを意識すると、
黒のジャケットは最高の効果を発揮してくれることでしょう。