アメリカのイメージコンサルタント、
ジョン・T・モロイ氏が行ったアンケート結果によると、
93%以上の男女ビジネスマンが、
「ジャケットを着ている女性は、
他にどんなアイテムを身につけていようと、
ジャケットを着ていない女性より上のポストにいる」
と結論づけたそうです。
また、複数のオフィスで1年以上かけて行った
次のような実験結果もあります。
①ドレス姿
②スカートとブラウス姿
③パンツとブラウス姿
の女性たちに、それぞれ(ジャケットあり・なし)の
2パターンの装いをしてもらって、
それぞれランチタイムの間に
自分の所属とは違う部署に行ってもらいます。
そして、デスクに残っている従業員に
「この書類を届けてもらえないか?」
と依頼してもらいます。
すると、ジャケットを着た女性のところには、
ジャケットを着ない場合よりも32%速く
書類が届けられたそうです。
また仕事を頼まれた従業員に尋ねると、
61%の人が依頼してきた女性のことを、
「自分よりも上のポジションにいると思った」、
と話していたそうです。
(参考 : John T. Molloy, Millionaise: The Rules of Fashion)
このように、ジャケットは威厳とステイタス、そして、
何かを成し遂げる能力まで感じさせる、
ビジネスに関わる女性には、
強い味方となるアイテム。
ジャケット選びの決め手は、素材の上質感。
ウール素材か、またはウール素材に見えるもの、
あるいはシルク素材でも良いでしょう。
そして、肩のラインが合っていることが必要条件です。
日ごろの仕事の頑張りがきちんと評価されるよう、
ジャケットをうまく活用して見た目を整えることは、
一種の保険のようなものですね。