一年の中で、最も寒さが厳しい時期となりました。

肌や髪の地肌、指先や足元などの乾燥が、
ピークを迎えるころでもあります。

こんな時期は、しっかりと水分をとり、
肌の潤いとともに風邪をシャットアウトして、
アクティブに過ごしたいもの。

この時期、私が力を入れていることを3つご紹介します。

1. オキシドールで口の中をマウスウォッシュ

空気が乾燥しているこの時期、
口の中の菌が喉や胃腸に入り込み繁殖すると、
風邪などの病気にかかりやすくなります。

私は、一日の終わりの歯磨きのあと、
薬局で売っているオキシドール(3パーセント濃度の過酸化水素水)で、
口の中をしっかりと1分間、うがいします。
決して、マウスウォッシュのように快適な香りではありませんので、
最初、オキシドールを口に長く含むのはとても厳しいです。
しかし、馴れてくると、あまり苦労なく耐えられるようになります。

オキシドールを3キャップほど口に含み、しっかりと口を閉じて1分間、
決して飲み込まないように、マウスウォッシュの要領でくちゅくちゅと口の中をうがい洗いします。

オキシドールには、嬉しい歯の美白効果もあるので、
うがいのあとは歯の気になる汚れ部分を歯ブラシで優しくこすり、
お水で口の中をすすぎます。

時々、調子が良くないとき、オキシドールでうがいを終えると、
歯茎の一部が白くなることがあります。
これは細菌が取り除かれた後の反応で、しばらくすると
歯茎はちゃんと、もとの色に戻ります。

2. 脚を冷やさない

私はこれまで、脚もとの保温にはわりと無頓着に過ごしていました。
20代の頃までは特に違和感なく過ごしていましたが、
30代から徐々に変化が。
夕方になると脚がむくみはじめて、特に冬場はきついのです。

むくんだ脚にはいっぱいの老廃物がたまり、
知らず知らずのうちに免疫を弱らせていたようです。

今は、セルライト予防という美容の目的だけでなく、
身体のデトックスのためにも、脚をしっかりと温めています。

室内でも靴下とレッグウォーマーをはき、
今年に入ってからは、外出の折には極力、
脚を冷やさないように配慮しています。

また、お風呂で湯船に浸かっている間に、足首をぐるぐる回したり、 ひざ下のリンパ節をぎゅっと押して、ふくらはぎのリンパをしっかりと流すようにしています。

3. アルガンオイルでフェイシャルマッサージ

高級基礎化粧品は効能の面で素晴らしいのですが、
日々の手入れには、なかなかそこに予算を投入しづらいもの。
そこで私は、食用のオリーブオイルやアルガンオイルを
スキンケアに使っています。

この季節に気に行っているのは、お風呂上がりや、
顔の肌のかさつきを感じたときに、ピュアアルガンオイルを
使ったマッサージ。

アルガンオイルはいろいろなものが流通していますが、
私が使っているのは上のナチュレルアルガンの
ピュアアルガンオイルです。

洗顔後に、アルガンオイルを2プッシュ手にとって、
手のひらを重ね合わせて温めたオイルを肌にのせ、
筋肉の流れに沿ってやさしくマッサージします。

頬骨の下と眉のくぼみ、こめかみとあご周りは
親指の腹を使って、少し痛さを感じる程度の力加減で、
ゆっくりとプッシュ。

3分ほどマッサージをした後は、余分なオイルを
優しくティッシュオフします。

時々、アルガンオイルに、アロマオイルや天然香料だけの香水を
ほんのりスプレーして、香りを楽しむのも素敵です。

ポイントは、肌が吸収しても大丈夫な、天然素材の
香料やオイルを選ぶこと。
私は時々、PENHALIGON’SのELLENISIAという香水を、
手に取ったアルガンオイルに軽くスプレーしてやさしく混ぜ、
フェイシャルマッサージに使います。
ホワイトフローラルの豊かな香りが、自宅にいながらにして、
エステ気分を堪能させてくれます。

まだまだ寒いけれど日差しは少しずつ春に向かうこの季節、
体を暖かくして、自分をいたわって過ごしましょう。