大阪で行き交う人々を眺めていても、
柄どうしの服を組み合わせる人はなかなか見かけません。
柄どうしのアイテムが合わせにくいのを、
多くの人が直感的に理解しているからでしょう。
柄ものの組み合わせには、リスクが伴います。
しかし、リスクがあるからこそ、おしゃれは楽しいもの。
今日は、柄ものの組み合わせ方について、ご紹介します。
比較的簡単な、柄物の組み合わせ方法です。
ストライプONストライプや、チェックONチェックなどがあります。
組み合わせるコツは、
「異なる大きさで同じタイプの模様柄を繰り返すこと」。
例えば、細いストライプのシャツには、
太い幅のストライプのネクタイを合わせましょう。
また、プレイドチェックのスーツには、
細かいチェックのシャツを合わせます。
もし、同じサイズの柄物同士を合わせたなら、
あなたに会った人があなたのどこに目線を合わせたら良いか、
困惑してしまいます。
このシンプルな組み合わせから、徐々に、
「柄ON柄」に慣れていきましょう。
[中級テクニック]
異なる模様柄のものを組み合わせる
チェック×ドット、ストライプ×チェックなどの組み合わせが
主な例です。
組み合わせるコツは、
「細かい模様柄同士を組み合わせないこと」。
これも、着こなしにメリハリをつくり、合う人の目線を
自然に馴染ませるテクニックです。
大柄×大柄、大柄×小柄の模様の組み合わせを選びましょう。
無地のアイテムどうしを組み合わせたよりも、
ぐっと面白みと奥行きのあるイメージを作れます。
さらに慣れてきたら、三点の模様柄の組み合わせを変えてみます。
同じ模様柄を大きさを変えて組み合わせ、さらに
別の模様柄のアイテムを組み合わせてみましょう。
ポイントは、
「ひとつだけ異なる模様柄のアイテムを、
着こなしのアクセントに据えること」です。
プレイドスーツに細かいチェックのシャツを合わせ、
ネクタイに水玉模様を合わせると、ネクタイがアクセントになり、
バランス感のあるインパクトをつくることができます。
[上級テクニック]
3つの模様柄を組み合わせる
ここまで来ると、だいたいの柄ON柄はマスターできたと思います。
さらに柄合わせを極めたい人は、次のステップ、
「3つの模様柄の組み合わせ」にトライしましょう。
このテクニックは、上のステップを踏んだ方でも、
難しいものになるでしょう。
この段階になると、コツはありません。練習あるのみです。
あなたならではの、個性が光るスタイリングを編み出してみて下さい。