秋から冬にかけて一気に季節が移りました。
最近、日本列島に寄せ来る寒波で、
首まわりが凝っている方も多いのではないでしょうか。
風邪を引く前にはたいてい、首や肩のあたりが硬くなっているもの。
お風呂に浸かって、肩まわりのリンパをマッサージすると、
カラダに蓄積されている老廃物が排出されやすくなります。
また、顔まわりの余分な水分も減らし、小顔効果もあるのです。
今日はふだん私がお風呂でしている、リンパマッサージのやり方をご紹介します。
①鎖骨の上にあるくぼみを左右にさする
鎖骨の上にあるくぼみに、人差し指・中指・薬指の三本の指の腹をあて、そっと左右にさすります。
②首のつけ根を左右にさする
①と同様に、三本の手の指の腹を使って、首のつけ根をそっとさすります。
③首のつけ根から両鎖骨のあいだのくぼみに向かってマッサージする
②でさすった首の付け根から鎖骨の上のくぼみを通り、両鎖骨のあいだのくぼみに向かって三本の手の指の腹で皮膚をなぞります。
④両アゴの下を、アゴの骨に沿って斜めにさする
三本の手の指の腹で、左右のアゴの下のくぼみを往復するようにさすります
⑤耳とこめかみの間のくぼみを上下にさする
こめかみと耳の間の皮膚を、両手の中指の腹でそっと上下にさすります。
⑥アゴから耳とこめかみの間、そして首から鎖骨の上にあるくぼみに向かってマッサージする
中指・薬指の二本の指の腹を使って、④~⑤の手順をつないで優しくマッサージします。首の両横を通ったあとは、鎖骨の上にあるくぼみに向かって指を動かします。
この時、口を閉じたまま下アゴを左右に動かしながらマッサージすると、リンパの流れがさらに良くなります。
⑦口角から耳とこめかみの間、そして首から鎖骨の上にあるくぼみに向かってマッサージする
⑥と同様、今度は口角から頬のくぼみを通り、耳とこめかみの間、そして、首の両横を通り、鎖骨の上にあるくぼみに向かってマッサージします。
⑧下まぶたから耳とこめかみの間、そして首から鎖骨の上にあるくぼみに向かってマッサージする
目頭から下まぶたのくぼみを通り、耳とこめかみの間、そして、首の両横を通り、鎖骨の上にあるくぼみに向かって優しくマッサージします。
⑨上まぶたから耳とこめかみの間、そして首から鎖骨の上にあるくぼみに向かってマッサージする
今度は、目頭から上まぶたのくぼみを通り、耳とこめかみの間、そして、首の両横を通り、鎖骨の上にあるくぼみに向かって優しくマッサージします。
⑩額の生え際から耳とこめかみの間、そして首の付け根に向かってマッサージする
中指・薬指の二本の指の腹を使って、前髪の生え際から耳とこめかみの間へ、そして、首の両横を通り、首の付け根までを優しくマッサージします。
⑪顔の中のたるみが気になる部分を、手の腹を使って引き上げる
頬やアゴのラインなど、歳を経て元気を失っているエリアを、小指側の手の腹を使い、リフトアップします。
⑫手のひらでそっと顔全体を包んで、クロージング
⑬水、もしくはぬるま湯を補給する
水分を摂って、マッサージでリンパ管に浮き出た老廃物の排泄を促します。
全体で必要な時間は、5分程度です。
ポイントは、
- 鎖骨の上のリンパをほぐすところから始めること
- 蚊が止まる程度の軽いタッチでマッサージすること
- マッサージの終点である鎖骨の上のリンパ線まで、流れるようにマッサージすること
の三点です。
空気が乾燥して風邪をひきやすい季節、ぜひ、
ご自身のケアを大切になさって下さい。