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ビンテージ服の愉しみ

梅雨をいよいよ間近に控え、
あじさいの花が見ごろを迎えました。

この時期ならではの、
ひんやりとしたピンクから青色の
淡いグラデーションは、
初夏の蒸し暑い空気を
いくらか和らげてくれるように思います。

こんな時期の夕刻からのお出かけにぴったりなのは、
ひんやりとした青みの紫色や、紺色のアウター。

太陽が沈んだあとの紺碧の空に
色濃く鮮やかに馴染むのです。

コーデバーガンディのワンピースの上から羽織っているのは、
JEAN MUIRによる、ウールクレープのクラシカルなジャケット。

こちらは、もとのフロントボタン。OLYMPUS DIGITAL CAMERA時代感があったので、今風のボタンにつけ替えて、
今っぽくよみがえらせました。

ビンテージ服の愉しみは、
街ではなかなか見かけない
色やカタチと出会えること、
そして、どう着こなすかを考える、
クリエイティブな時間をくれることです。

流行とのつきあい方

私のおしゃれ上手な友人が、
おでかけ途中の乗り換え駅でホームにいた時。
通りすがりの女性に、声をかけられたそうです。

遠慮がちに「あのう、」と話しかけてきたその方が
次に話したことは、

「今、着ていらっしゃるその服って、
○年前に出たものですよね?」

思いがけないひと言に、友人は
返す言葉を失ってしまったそうです。

馴染みのあるブランドをまとう友人に
親しみを込めて話しかけたつもりなのか、
その装いが、時代遅れだということを
伝えてあげたかったのか・・・

先方が何を伝えたかったのか、
聞いた私にも、上手くくみ取ることができません。

 

常に流行に敏感でいて、
自分なりに装いの中に取り入れている人を見ると、
時代に合わせて自分磨きを怠らない、
ストイックな人に思えます。

それは、素晴らしいことです。

でも、ファッションは、人となりの表現手段。
そこに割り切れるような正解などないと、
私は思うのです。

例えば、10年以上前に流行した、
ジョン・ガリアーノによる
ディオールのいかり肩のジャケットも、
すでに流行遅れでしょうが、
今の時代に着ることもできます。コーデ

大切なのは、その人に似合っているのかどうか。
その人の体型や色みとの組みあわせで、
気になるパーツを隠して、気に入っているパーツを
アピールできるかどうかではないでしょうか。

誰かと競い合うファッションも刺激的ですが、
人はみんな、神様の分身。
役目があってここにいるのだから、
人間としての優劣など、どんな人にもありません。

自分らしく、心地よいファッションを極めることで、
自分を大切にすることができて、
一人ひとりの強くしなやかな内面が一層、
輝くように思います。

神戸ファッションの仕事着たち

今日はとびきりの快晴です。

こんな程よく温かく、日差しが明るい季節は、
年中でこの時期だけのことですね。

午前中に資料をつくり、
午後から三ノ宮の地方法務局に赴きます。

外出スタイルはこちら。コーデ5月15日にも登場した、
バーガンディ×赤みグレーのコンビです。
この赤みグレーが、神戸の街によく馴染むのです。
今回は、ベルトと靴を変えて、
シック&モダンに着回ししています。

三ノ宮駅から港方面へ向かって歩いたところに、
神戸の法務局があります。

その道中、おしゃれなブティックやパティスリー、
石造りの古い建物などが連なっていて、
神戸ならではの、開放的な空気が楽しめるのです。

ジャケット姿で街を歩く男性たちの中にも、
美しい街並みに似合った、
上質感のある装いの人がちらほら。
「神戸ファッション」が人々のあいだに
根付いているのを感じます。

数年越しの、友人との再会

かつて、とあるセミナーでご一緒した方と、
久しぶりに淀屋橋で会うことになりました。

セミナー自体はとても印象深いもので、
16人程度のこじんまりとした参加者数だったのですが、
その方とは期間中に話し込んだことがなく、
ほとんど初対面ともいえる状況です。

さて、自然食レストランでの再会に、
選んだ服はこちら。コーデ1シックなモノトーンのロングワンピースに
この時期らしい、鮮やかな黄緑色の
シフォンスカーフをさした
やや、きっちり感のある装いです。

でも、半袖はまだ時期的に早い感じもするので、
RITSUKO SHIRAHAMAのショート丈の
ウィンドブレーカーを上から羽織りつつ、
少しだけカジュアルテイストにシフト。コーデ2

さて、話は盛り上がり、カフェに場所を移してのおしゃべり。
やはり、同じ価値観の場を共有した人とは、
再びつながるのも早いと感じます。

チープ×リュクスな目もとづくり

はっきりとした目もとにするために、
最近まで、まつげパーマをかけていました。

パーマでカールしたまつげは、
とても見事な仕上がりでした。

でも、生え替わるサイクルとともに、
5週間に一度の施術が必要で、
繰り返してカール液をつけているために、
毛先が傷んでしまうのでした。

そこで、しばらくビューラーに戻ったものの、
やはりまつげに負荷をかけることには変わりはありません。

試行錯誤を重ねるうちに、
マスカラだけで毛先がカールする方法がわかりました。

まず、カールタイプのマスカラを用意します。
ベース材などは、特に必要ありません。

私が使っているマスカラは、
こちらの「LE 2 DE GUERLAIN」。OLYMPUS DIGITAL CAMERA近未来的なデザインは、GEORG JENSENによるものだそうです。

まつげの毛先までしっかりとコームが入り、
ボリュームのある漆黒のまつげに整えてくれます。

ポイントは、マスカラを塗ったあと、
綿棒のスティック部分をまつげの下から添えて、
20秒ほどまつげが上向きになるよう固定して、
毛先の流れを整えることです。

また、あまりマスカラをたっぷりと塗りすぎると、
マスカラ液の重みでまつげが下がってしまうので、
ほど良いあたりで塗り終えるのがコツです。

[Before]before1

[After]after1

この要領でマスカラを施すと、まつげの傷みを
最小限に抑えることができます。

まつげに自然なカールをかけることができて、
パーマの液剤などによる毛質の傷みも避けられ、
経済的でもあるこの方法、今、とても気に入っています。

理想のイメージコンサルタントとは

昨日に続き、おつきあいのある
イメージスクールに足を運びます。コーデ

今日は、卒業生を対象とした
イメージコンサルテイングの実演会。
互いに、普段の仕事の中で培ったスキルを披露し合い、
自己流の良い点と改善する点を学び合います。

イメージを具体的な装いに落とし込む仕事と、
コンサルティングサービスという接客業は別のスキルです。

だから、「相談に来て良かった」とお客様に思って頂くために、
その両方から技を磨いていくのです。

お客様に「あの人に相談したい」と思って頂くためには、
普段から装いの感覚を磨いて、
自分の後ろ姿を見本にして、効果をお伝えすること。
効果が見えないものは、お客様にも信じて頂けません。

例えば、イメージコンサルタントなのに、
ちょっとした行き違いに対して雑なメールを送り返してきたり、
何かと自慢話や口論を始める人だったら、どうでしょうか。
そんなコンサルタントとは、おつきあいしたくなくなるものですね。

一方、究極のコンサルタントは、どんな分野であれ、
お客様に教えずして、お客様のヤル気を高め、
自分で課題を解決する強さを獲得してもらうものです。

私が目指すのは、そんなコンサルティングサービスです。
クライアントの皆さま一人ひとりに、
自分の素晴らしさに気づいて頂いて、
どんな場面でも物怖じせずに自分らしい装いで、
前に進んでいって欲しいのです。

そのために、まずは自分が日々丁寧に実践することを
大切にし続けたいと思います。

「どうなるのか」より、「どうしたいのか」

数年前から、自宅玄関の上にツバメの巣があります。
毎年、桜の季節にどこからともなくやってきては、
梅雨頃に子育てを終えて世代交代し、
お盆にはどこかに旅立っていきます。

今年も、先週末をはさんで、
4羽の子どもたちが飛び立てるようになりました。
嬉しそうに、人間の頭の上をくるくると飛んで
新しく身につけた技能を披露してくれます。

さて、今日は以前お世話になった
イメージスクールに足を運びます。
懐かしい面々と、久しぶりの近況交換です。

今日は一日、雨模様。
久しぶりに、外の空気が薄白く感じます。
こんな薄曇りの空に馴染むのは
モノトーンや、穏やかな色のシルクの質感。コーデダスティローズのブラウスに、
ダークプラムのパンツを合わせて、
同系色の濃淡で、親しみやすい
シックさをつくります。

インナーには、利休鼠を薄めたような
グレーのVネックのトップスを挟んで、
ソフトな印象に。

胸元には、シルバーとダイヤモンドの
さざ波のような白い光をプラス。

そして、こんなニュアンスカラーをまとう日こそ、
チークのシェードを丁寧に入れて、
顔に立体感を持たせます。
ツバメと同様、スクールの受講生も
巣立った後は孤独になります。

仲間たちの中にも、
せっかく身につけた専門スキルを
これからどうやってビジネスに活用したらいいのか
不安を抱える人も多いのです。

私にも、全く不安がない訳ではありません。
でも、同業者は競合ではなく、
業界の地位を高める仲間だと思っています。

それぞれの持ち味を活かして、
自分らしいサービスを「とことん」追求すれば、
対象となるお客様も異なってくるので、
競合にはならないはずです。

そして、互いに良い部分から学びあったり、
コラボレーションをしたりして、
提供する価値を増やせば良いのです。

海外と違い、日本ではまだまだ
一般への認知度が十分ではない
イメージサービス。

イメージビジネスに関わる方々と力を合わせて、
もっと多くの人がイメージづくりを楽しめるような
世の中にしたいと思います。

コーデ2

ビジネスミーティングにぴったりの場所

お昼前から三宮で、ランチをはさんで
ちょっとしたビジネスミーティングです。

今日は、白いワンピースで向かいます。コーデ

場所は、こちらの「スターバックス北野異人館店
三宮駅から北野坂を歩いて、1キロほどの所にあります。

ここは、スターバックスが全国12カ所(2014年5月現在)持つ
「コンセプトストア」という、その土地ならではの
景観を活かした店舗のひとつです。

北野異人館店はもともと1907年(明治40年)に建築された
木造2階建の洋館でしたが、阪神・淡路大震災で被害を受けて、
取り壊される予定でした。

そこを、神戸市が取りはからって民間に部材を融通し、
現在の場所に再建・移築したそうです。

二階はまるで迷路のような小部屋に分かれていて、
アンティークな調度品に囲まれた、落ち着ける場所。

日曜日の朝は、わりと席も空いていて、
落ち着いたたたずまいの中で過ごせるので、
休日のブランチにぴったりです。

場の『力』と人の『力』」で書いたように、
場所が変わると、気分も変わります。
アイデアが煮詰まったとき、
ブロックをはずしてくれる特効薬にもなります。

こんな素敵な気分転換の場所を、もっと身近に
たくさん知っておきたいと思える昼下がりでした。

「地域の美徳に寄り添う」着こなし

朗らかな陽気に恵まれた、土曜日です。
今日は、滋賀県東近江市で、
ヘムスロイドの杜まつり」があり、
そこで私の友人が出展する、
スウェーデン交流ブースを訪れます。ブース

市町村合併で東近江市になる前、愛知郡湖東町は、
スウェーデンのレトビック市と姉妹都市でした。レトヴィックそのつながりで、今から20年以上も前に
北欧視察をご一緒したのがきっかけで、
今も地元で交流を盛り上げている友人たちと、
情報交換をしています。

お話していると、今では随分変わってきているようですが、
お祭りが開かれている地域は田園地帯であり、
やや保守的な所で、都市部に住んでいる人々よりも、
周囲に馴染むことが美徳のようでした。

全面原色や大胆な模様の入ったは着ない、
いつも周囲の人々との調和を大切にする、
朝は早くに起きて良く働く姿を見せる、etc。

そんな、美しい伝統に寄り添いたいので、
今日はわかりやすいカジュアルルックです。コーデ

選んだのは、ラルフローレンのネイビーのポロシャツと、
Seven for All Mankindのストレートジーンズ。

白いウィンドブレーカーを上から羽織って、
顔周りに明るさをつくります。

アクセサリーは、今日会う友人が昔につくってくれた
北欧テイストのシルバーリングと、
サファイアのメレ・チャームをデコルテに。
さて、最近、北欧デザインが日本でもブームを超えて、
広く普及しはじめました。

現在、街で見かける北欧デザインは、
洗練されていてモダンな印象。
そして、少しだけ可愛らしさ温かみが感じられます。

一方、レトビック市のあるダーラナ地方の手づくり工芸には、
テキスタイルやパイン家具、木工雑貨やロスマリンペイント、
銀細工、陶芸、刺繍ものなどさまざまあり、そのどれもが
田舎ならではの、地域のご家庭向けの
手づくりの温かさを醸し出しています。ブース内雑貨

ダーラナ地方の工芸品を見ると、
異郷の旅先で出会うような、
手仕事のぬくもりに出会うことができるのです。

今、私たちの暮らしに手仕事がなくても、
生活には全く問題ありません。
でも、やはり手仕事の温かさに惚れ惚れする時があります。
それは、人でなければつくることのできない
「思い」や「世界観」と出会うからかも知れません。

最近知ったのが、「面白法人カヤック」さんが制作し、
「iichi株式会社」さんが運営する、
“手仕事のギャラリー&マーケット”「iichi」。
http://www.iichi.com/

日本国内の手仕事作家の作品を
見て楽しんだり、買ったりすることができます。

こんな、こだわりの「思い」や「世界観」にあふれた手仕事が、
もっと世の中に普及したらとても素敵なのに・・・と思います。

自分の機嫌を取る

今日は、セミナーのメール告知用PR文をつくったり、
今週のメモ書きを整理したり、という事務ワークの日です。

「事務」をするにあたって、
どれだけ気分を盛り上がれられるかが、
いい仕事ができた! という満足感につながるカギになります。

逆に、気分が高まらないままデスクに向かうと、
「仕事」ではなく「作業」になってしまいがちです・・・

さて、成功者の方々はそれぞれに、自分なりの
気分を高める「儀式」を持っているようです。

気分のアガる音楽や特別なレシピのグリーンスムージー、
元気が出るお気に入りの言葉、文具の並べ直し、etc・・・

こんな儀式を数多くもっている人は、
環境に左右されにくく、いつでも、
仕事に臨む姿勢にスッと入っていけそうです。

私の場合は、「身づくろい」が仕事スイッチを押します。
瞼に丁寧にアイラインを引いて、ネイルラッカーを塗って、
お気に入りの服に袖を通すと、「よし、頑張ろう」と思えてきます。ネイル

また、どうしても気が乗らないときは、銀製品のアクセサリーを
布で磨きます。

指輪やブローチの表面に光沢が蘇ると、気持ちまで明るくなって、
心機一転、仕事に取りかかろうという気になれるのです。

他人の機嫌以上に、
自分の機嫌を取るのは本当に大切だと思います。