昨晩は西宮で、男性向けのカラーセミナーでした。
装いは、こちら。ビジネスパーソン向けの講座なので、ジャケットルックにしました。
私は顔の幅が広いつくりなので、
インナーのシャツに穏やかなマルチカラーのストライプを入れて、
タテのラインをつくり、整えます。
会場は、最大収容人数は9人の、小規模なスペース。
あまり鮮やかな色の服をまとうと、
室内がごみごみと感じてしまうため、
グレイッシュピンクのジャケットをまといます。
そして、インナーのシャツの色に含まれるバーガンディの
ウールスカートで色目を足し、統一感のあるコントラストをつくります。
さて、かつての高度経済成長期の日本では
会社業績も社員のポジションも右肩上がりだったためか、
個性を埋没させて、職場環境に同化するような
スーツスタイルが主流でした。
また、外国とは違って、いろんな意味での差別が少なく、
身につけている服や小物から身分や教養を判断されることは、
少なかったのではないでしょうか。
しかし、バブル経済が崩壊して以降、
万人が正社員で、会社でポストを得られた時代は
神話となってしまいました。
また、グローバルビジネスが当たり前になってくると、
見た目から自分らしさを打ち出していくことが、
仕事の中身同様に、大切になってきます。
現在、日本のビジネス界ではまだまだ、
個性を消すスタイルが多数派です。
これからは、時代の流れを受けて、
男性もいい意味で、もっと周囲から
「自分らしく際だってほしい」と思います。
今回のセミナーでお目にかかった方々は、
お色目の綺麗なストールを巻かれていたり、
セミナーに合わせてメガネやネクタイを変えられたり・・・と
おしゃれ感度の高い素敵な皆さま。
おしゃれな人は、心のゆとりを感じさせ、
それだけで随分と魅力的に思えます!